今思えば、人の善意につけこむのが得意な人だったんだろうなーという、元ママ友のことです。
同じマンションには、子供もママも同年代の家庭が多かったです。
マンションの敷地内にも小さな公園があったりして、いつも誰かがいて、遊び相手にも話し相手にも事欠かない、とっても子育てにはいい場所でした。
いつものメンバーというのが大体決まっていたのですが、その中に昔はヤンキーだったのかな?というYさんという人がいました。
彼女は最初、やたら地元のお土産~と言って、お菓子や食べ物をよくくれました。
悪いなぁと思ってお返しもしたりしていたのですが、プレゼント攻撃は止みません。
そのうち二人目を妊娠したと言って、具合が悪いから上の子をちょっと見てくれる?と、そのまま家に引っ込むようになりました。
つわりが重いのかな?とみんなで心配し、代わりに買い物に行ってくれたりする人もいたくらいなのですが、
二人目が産まれたら産まれたで、そのまま上の子を当たり前のように私達に預けるようになりました。
決定的にこの人とは無理だなと思ったのが、ひとしきり遊ばせてから、上の子を引き取りにきた時、「ありがとー♪」と言った彼女の口がタバコ臭かったこと…。
私達に子供を預けて、タバコ休憩ですか…
しかも乳児がいるのにね、と思うと、人間として付き合うのが無理になりました。
ちなみに、最初はプレゼント攻撃しまくっていた彼女ですが、今ではプレゼントも全くなくなり、「ありがとー♪」の一言です。
そんなYさんに嫌気が指した私を含む数人は離れていきましたが、
何だかYさんと似たような匂いのする人たちは、
相変わらずせっせとYさんの面倒を見てあげているようです。弱味でも握られてるのかな?
というか、気づかなくて利用されているのかな?
大人になったからには、世の中には悪意があって人を利用する人間もいるというのを、知っておきたいものだと思いました。
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