家の購入は一生もの。ママ友と近所だと一生の付き合いになるかもしれません。家のご購入は慎重に。今回はそんな話です。
トラブルは自分ではないところから
私には男の子が2人います。長男が小学校に上がる頃、やっと貯まった貯金を頭金にアパートから一軒家へ引っ越しをしたのです。
地区は一緒なので、今まで幼稚園で一緒だったお友達と離れることはありませんでした。もちろんママ友とも。
男の子2人ということもあり、ママ友ランチへ誘われても、子供達の動きが激しすぎてなかなか落ち着いておしゃべりができないので積極的に参加はしていませんでした。
突然顔を見せなくなるママ友
おおよそ、5人位のママが入れ替わったりしながらランチしている中で、パタリと見なくなったママがいました。
ランチの帰り、帰り道が一緒のママに「最近Cさん見ないね」というと、ハッとした顔をして、他言無用の約束で話してくれたのです。
トラブルには大人な対応を
現れなくなったママCさんは、数ヶ月前新居を購入し、引っ越した先に私達の中で一番よく喋るママ、Aさんの一番お気に入りのママBさんが住んでいたのです。
おしゃれで気さく、ほどよく美人で気を遣えるBさんは、引っ越してきたCさんとも知り合いだった為、週末にバーベキューをしたり、実家から送られてきた野菜を分け合ったりと親密度が急に上がったのでした。
それを、快く思っていなかったAさんでしたが、わざわざ空気を乱すこともないのでガマンしていたようでした。
Aさんはお金持ちで、ほぼランチには参加してずっと喋っていましたし、BさんもAさんの気質を分かっていて、Aさんの相手をしっかりしていました。
傍目から見てもBさんはAさんをないがしろにすることなく過ごしていて、本当にすごいと思っていました。
人気のママ友を自分のステータスと勘違い
CさんはBさんの魅力を側で感じすぎてしまったのかBさんの隣人だということをステータスのように思ってしまったようでした。
ことあるごとに「Bさんとおそろい」「Bさんと一緒」と言い出し、子供のクラス替えでBさんの子供と同じクラスになると「やったー!」と大声で喜んだりしたそうです。
その時のランチは冷ややかな空気が流れ、それ以来AさんはCさんをランチに呼ばなくなったようでした。
でも、次のランチをBさんが来る事をしったCさんはランチへ来てしまったのです。
周りが気をつかうのも気付かずCさんはAさんに話しかけ、適当にあしらわれてムッとしていました。
Aさんはその場でもしっかりガマンできていたそうです。
運命の分かれ道
CさんはAさんの態度に腹を立てBさんに悪口を言い出しました。
BさんはAさんとは仲の良い友人だからそんな風に言わないで、と言ったそうです。
AさんもBさんも大人でした。Cさんは後先考えずAさんとBさんの文句を言い、勝手に裏切られたと思いBさんと距離を置くようになったと。
その時に何を言われたかはBさんは話さないようですが、Bさんの子供がランチの時に「Cさんが大嫌い!」と言ったので子供の前でもかまわず文句を言ったんだな、、、と皆を冷やっとさせたようでした。
これから、ずっとそんな隣人と暮らしていくのかと思うと家の購入は本当に運命の分かれ道だな、と思いました。
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