私には以前ちょっとした一言で不機嫌になるママ友がいました。本当に些細なことから不機嫌になってしたので私自身何がいけないのかさっぱりわかりませんでした。今回はいま改めてなにがいけなかったかを含めた体験談をお聞きください。
概要
~家族ぐるみのお付き合い~
私には4歳と1歳の娘がいます。
子どもが生まれる前から、お互いの夫婦ぐるみで仲良くしていた友人(Aとします)がいました。
Aとは、お互いの夫婦含めその他の友人たちと毎週のように集まり、遊んでいました。
一緒に旅行に行ったことも数回あります。
今思えば、その近すぎる距離感もいけなかったな…と思います。
Aは私よりも早くに出産し、私が出産してからはママ友としても、よく一緒に遊んでいました。
~事件①~電話に出ない
私は昔から友人に対して怒ったりすることがありません。
自分の周りに、そんなに怒るほど非常識なことをする人がいなかったのと、私自身ささいなことは気にしない性分だからだと思います。
しかし、Aは、ある意味私とは逆でした。
何度か、私自身は特に悪気なくしたことでAを怒らせてしまうことがありました。
例えば、お互いの家族みんなで旅行の計画を立てていた時、当時私は仕事をしていました。
旅行の日程が決まりかけていた時、勤めている会社の忘年会と旅行の日程が重なっていることに、仕事中に気づきました。
断りのメールを
私は慌てて、仕事の休憩中に取り急ぎAに、その旨をメールしました。
それから仕事が終わり、Aに電話しましたが、出ませんでした。
その時はまだ気にしてなかったのですが、次の日もまた次の日も、電話もメールの返信もありませんでした。
不安になり主人に相談し、主人からAの旦那さんに連絡してもらいました。
すると、Aは私が旅行に行けないことをメールで知らせたのに腹を立てているということでした。
とても楽しみにしていたのに、私にとってはメールで軽く断れるくらいのものだったのだ…と。
謝罪に行く私
それを聞いて私は夫婦でAの家に行き、謝りました。
謝ったのは私だけですが…。
後から考えると、そんなに怒られるようなことだったんだろうか、と思うのですが、Aは自分の気に入らないことがあると、とにかく連絡を無視します。
されたことのある方ならわかると思うのですが、それはとてもストレスでした。
そしてAの家に話を聞きに行った時、家の雰囲気がとても重く、自分がすごく責められているのが伝わってくるのです。
その雰囲気から、自分は悪いことをしてしまったんだ…
相手を悲しませてしまったんだ…と、当時は自分を責めました。
~事件②~また怒らせた。だがわからない
そして、決定的な出来事が起こったのは私に2人目の妊娠がわかった頃でした。
いつものようにAの家で、みんなでご飯を食べていました。
Aは、前から自分の旦那のことを悪く言うのを嫌っていました。
よく旦那さんを立て、いいところをみんなにもよく言っていました。
そして、それを周りにも求めるところもありました。
私はというと、特にそういうことに拘りがなく、旦那の失敗談や愚痴を、ついこぼすこともありました。
Aには、私のそういうところが以前から気になっていたのかもしれません。
その頃ちょうど主人の会社は景気が悪く、通常の土日に加えて金曜日も休みになっていました。
私はというと、子育てに追われ、さらに仕事も主人とは逆で繁忙期でした。
なので主人が毎週3連休でダラダラしているのを、つい漏らしてしまったのです。
「それでなくても忙しいのに、自分が仕事してる時に旦那は家でダラダラしてると思うとストレスだわー。」という感じで。
Aはそれが気に入らなかったようで、私がその発言をしてから私を無視しだしました。
しかし、私も鈍感なのでその日はあまり気にせず解散しました。
その後用事があってAに連絡するも、やはり返事はありません。
また無視されている
何度かメールや電話を無視され、主人に相談しました。
またもや主人にAの旦那さんに聞いてもらうと、先日の発言が原因だと…
Aの家に行きましたが、その時はAは自分ではハッキリ原因を言いませんでした。
重い雰囲気に耐えかねて、娘もいたので、大した話もせずに帰りました。
それからしばらくは、そのことが頭から離れませんでした。
それまで家族ぐるみで仲良くしていたので、自分がAを怒らせたことが原因で主人や娘から友人を奪ってしまう。と。
娘はまだ当時1歳でしたが、Aの娘(当時4歳)にとてもなついていて、かわいがってもらっていました。
そんなことを思うと、運転中に勝手に涙が出てくることもありました。
数日考えましたが答えが出ず、主人に「どうしたらよいかわからない」と言いました。
その時、主人が言ってくれた言葉は今でも忘れません。
主人の言葉に涙
「もしこれで友人関係がダメになっても、お前のせいじゃない。ただ、それまでの関係だったんだ。娘だってまだ1歳で、記憶になんて残らない。娘の友だちは、これから娘が自分でちゃんと作っていく、心配するな。今回は、ちょっと距離が近すぎた。それは今後、気をつけていけばいい。」
この言葉で、私は救われました。
当時は、また自分が怒らせてしまった。
私のせいで主人や娘を巻き込んでしまった。
という思いが強く、自分を責めてばかりいました。
今考えると、そんなに怒られることかなぁ…と冷静に思うのですが。
~決別~
結局、それからAとは連絡をとっていません。
一度、Aの旦那さんから主人に「話をしたい」と連絡がありましたが、私の2人目の出産が近かったので主人が断ってくれました。
その時には私はもう吹っ切れていたし、余計なストレスはかけたくないと。
後に、Aのことを私よりも前から知っている共通の知人に聞いたのですが、Aは昔から男性に対する独占欲が強く、自分の周りにいる男性みんなにチヤホヤされたがっていた…と。
そう考えると、最初にお話しした旅行の件は主人との結婚がきまった頃でした。
その頃からAは私を疎ましく思っていたのかもしれません。
そして、私にも2人目の妊娠がわかり、自分と同じような立場になるのに嫉妬心と嫌悪感があったのかな、と今は分析しています。
なので、結局Aが私に何を言いたかったのかよくわからないのです。
言葉の通り、自分の前で配偶者の愚痴を聞かされたのが嫌だったのか、または自分の周りにいる男性が人ものになって幸せそうにしているのが気に入らなかったのか…
もしかしたらA自身もよくわかってないのかもしれません。
それからは、とにかくママ友との距離感には気をつけています。
上の娘も幼稚園に入り、ママ友付き合いも広がりました。
しかし、自分から連絡先を聞いたりすることはほとんどありません。
園行事などで会えば楽しく話しますが、ほとんどの方はそれまでです。
これからゆっくり時間をかけて、本当に気の合う方が見つかればいいなと思ってます。
管理人からのコメント
ママ友Aさんの性格から察するに、たぶん投稿者さんが妊娠したことによって自分の幸せに追いつかれたことが不快に思ったかもしれませんね。
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